Contents
アイコトマト
熊本県 松尾農園 松尾盛宏(もりひろ)さん
皮が薄くて食べやすいアイコトマト
熊本県、松尾農園の松尾さんがつくった「アイコトマト」。
このアイコトマトを食べた人たちはこう言います。
「ふつうのミニトマトと比べて、皮が薄いし、食べやすい」
ふつうのミニトマトというのは、通常の丸いミニトマトのこと。
それらと比べると、皮が薄い。薄いから食べやすい。それが松尾農園の人気の理由なのです。
農家を経営してい思いがきっかけ
どうして農家を始めたのですか、とこれまでの経緯について聞いたところ、松尾さんはこう語ります。
「我が家はもともとは家畜などを飼う畜産業が主体の農家。トマトなどの野菜主体ではなかったんです。
ですが、自分で農家を経営をしてみたいと思い、使っていなかった我が家のハウスに目をつけ、『トマト栽培をやろう!』と思ってスタートしたのがはじまりです」
その情熱がアイコトマトには詰まっているわけです。
小中学校の給食にも出される「安全性」
そんな松尾さんのアイコトマトは現在は好評で、雑誌などのメディアでも取り上げられるほど人気です。
でも人気なだけではなく、実は小中学校の学校給食にも出されるほど「安全性」にもこだわっているんです。
松尾さんは語ります。
「小中学校の学校給食にもうちのトマトは出しているんです。
そこで意識しているのは『安全性』で。子どもたちに安心して食べてもらえるよう農薬を他の1/4におさえているんです」
甘いアイコトマトを作るための「工夫」
アイコトマトの美味しさの秘密は「甘さ」にあります。
甘いアイコトマトを作るため、糖分をたくさん与えるようにしている。
そのために重要になってくるのが「誘引」です。
誘引とは、茎やつるを支柱に結びつけてバランスなどを良くしていくことですが。それを吊り下げにすることで、糖度をあげているわけです。
イノベジは生産者のことを考えてくれる
松尾さんは協力企業であるイノベジについて、こう語ります。
「イノベジが他のところと違うのは2点です。
一つは農家の要望を真面目に聞いてくれるところ。ここは本当に嬉しいところ。もう1点がイノベジのことではなく、農家を1番に考えてくれているところ。この2点です」
続けて、松尾さんはこう話します。
「出荷についてもこちら(農家)の都合に合わせて、出荷させてもらえるので大変助かっています」