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ミニトマト(千果)
熊本県 池田農園 池田毅(つよし)さん
実際の「味」を重視しているミニトマト
熊本県、池田農園の池田さんがつくるのはミニトマトの「千果(ちか)」。
このミニトマトが好評なのはとにかく「味」
「食味」です。
池田さんはこう語ります。
「『糖度』よりも『食味』を重視しています。
お客さまが実際に感じる『味』を重視するということです。数字上の『糖度』を上げること、それ自体は難しくはありません。糖度は酸度なので、酸度を高めることができるからです」
シンプルに説明すると。具体的には、次の2つがあったとします。
- すっぱいだけの糖度10度のトマト
- 甘みを感じる糖度8度のトマト
この2つの場合、お客さまは甘みを感じる後者の(8度の)トマトを選びます。だからこそ、糖度以上に食味を重視する。
結果、お客さまのリピート率が高くなることにつながるわけです。
美味しいミニトマトが作れる土壌
いつから農家を始めたのですか、と聞いたところ、池田さんは語ります。
「池田農園がトマト作りをスタートしたのは祖父の代からです」
場所は熊本県八代市。
元々は海だった場所を干拓したのが八代市の八代地区です。
特徴としては塩分が非常に多い土壌の生産地。この高い塩分を含んだ土壌が、ミニトマトの水分を絞り、実に引き締まった糖度の高い、美味しいミニトマトにしていく。
しかも砂が多く粘土がわずかに混ざる砂壌土。この土もミニトマトの生育に良いわけです。
ミニトマトの収穫段階も丁寧に
ミニトマトの栽培や収穫をする上で気をつけていることを池田さんに尋ねると、池田さんは語りました。
「栽培については企業秘密ですが。
こだわっているのは、収穫する時ですね。収穫の時はミニトマトを丁寧に取り扱うため、毎回使いすての手袋を使っています」
イノベジのおかげで安定した農業経営が可能
池田さんは協力企業であるイノベジについて、こう語ります。
「イノベジさんに満足しているのは『安定』ですね。
1月、5月、6月、12月の最盛期の時期も価格(単価)が安定している点は生産者にとって、ありがたいし、満足している点です」
また、他の業者との違いについては次のように話します。
「イノベジさんは他の業者と違い、中間業者が少ない。
具体的には生産者→イノベジ→スーパーと中間業者が少ないわけです。このことが他と比べて、良いところですし、助かっています」