サンマルツァーノ系
熊本県 株式会社 Agricola(アグリコラ)
他のトマトでは味わえない「うま味」
熊本県でサンマルツァーノ系のトマトを栽培しているのが、株式会社Agricola(アグリコラ)です。Agricolaのトマトを食べた人たちは、口をそろえてこう話します。
「食感がいい。濃厚!」
「他のトマトでは味わえない『うま味』」
「濃厚なトマトの味がするんです」
……と、とにかく評価が高いんです。
食感が良く、濃厚で、他にはない「うま味」があるトマトです。火の馴染みも良く、加熱すると甘みが増すという声もあがっています。

豊かな食文化になると考えたことがきっかけ
Agricolaでトマト栽培が始まったのは、現経営者の祖父の時代。約50年前のことです。
はじめたきっかけについて、こう語ります。
「トマトは旨味の成分『グルタミン酸』を本当に多く含む野菜で。
それが甘さだけでなく『うま味』につながっているんです。そんな旨味の濃いトマトなら、多くの人に生食や加熱調理で食べてもらえるんじゃないか。もっと豊かな食文化になるんじゃないか。
そう思ったことがきっかけですね」
「多くの人に食べてもらいたい」「豊かな食文化に貢献したい」
そんな想いが現在のトマト作りにもつながっているわけです。
経験や勘に「分析」を
Agricolaがトマトを作るうえで、特に意識しているのは……
経験や勘に「分析」を取り入れること
たとえば、毎月の樹液分析などを行い、そうした分析をこれまでの経験や勘と組み合わせて、優れた品質のトマトを育てています。
さらに、農薬や化学肥料を減らすことで、食べる人が安心できるトマトづくりを心がけています。

意識しているのは「うま味」
Agricolaのトマトは、ミネラルをたっぷり含んだ干拓地で栽培されています。
そして、他のトマトとの違いを生んでいるのが「うま味」です。
Agricolaでは、この「うま味」を引き出すために、のびのびと健康に育て、完熟収穫を徹底しています。生産者はこう語ります。
「のびのびと健康に育つようにして完熟収穫することで、機能成分のリコピンがたっぷり含まれるようになるし、『うま味』を生み出すグルタミン酸も多く含まれるようになるんです。
そんなうま味の濃いトマトになるように栽培しています」
完熟とは、文字通り完全に熟した状態で収穫すること。そうすることで、栄養価が高くなり、うま味もしっかり感じられるトマトになるのです。

イノベジは生産者のことを考えてくれる
イノベジとの取引はまだ1ヶ月ですが、Agricolaはその対応について、こう言います。
「生産者のことを考えてくれて、努力してくれるのが伝わってきます。
珍しい品種、少量でも対応してくれるので、安心して色々な品種の試作にチャレンジできますし。発送などの手続きが簡単なので、時間を有効に使うこともできるんですよね」



