大玉トマト(麗姫)
ミニトマト(小鈴)
熊本県 渕上農園 渕上明洋さん
懐かしい香りのトマト
渕上さんのトマトを食べた人たちはそのトマトに本当に驚くそうです。
「甘いだけでなく昔ながらのトマト」
「懐かしい香りがあり美味しい」
と嬉しそうにそう語ります。
とにかく市販のトマトと比較しても懐かしい自然の香りがして美味しい。
渕上農園の渕上さんが作るトマトは「懐かしい香りがする美味しいトマト」なんです。
得意なトマトを栽培することに…
実は渕上さんの親の代に主に栽培していたのはトマトではありません。
胡瓜(きゅうり)でした。
トマトは短期の栽培だったわけです。
ところが渕上さんはこう語ります。
「胡瓜(きゅうり)の収穫が苦手だったんです」
渕上さんは胡瓜の収穫が苦手でした。胡瓜は緑の葉に緑の作物。なので収穫時に見落としが多かったそうです。
そんなこともあり、親と相談し渕上さんが得意だったトマトの栽培に変えていきました。
それが現在の美味しいトマトにつながったわけです。
食べる人のことを一番に考えている
渕上さんがトマトを作る時に考えているのは消費者のこと。
トマトを食べる人のことです。
1番に考えているのが……
「食味」
つまりトマトを食べた時の「味」を大切にしているので、化学肥料を使用せず、有機肥料のみを使用しています。
同時に最適な液肥(液状の肥料)や葉面散布を行っています。
(葉面散布:作物の養分が不足すると、葉にさまざまな欠乏症状が現れます。その症状に応じた液肥を葉面散布して改善をはかります)
そして選果基準(作物を選ぶ基準)が甘くならないように注意し、選別も厳しく行う。
だから、美味しいトマトになるわけです。
天候に左右されないように
作物は天候に大きく左右されます。天候によって(需要に対し)作物が多すぎたり、少なすぎたりしてしまう。
そうして需要と供給のバランスが崩れてしまう。逆にいえば、需要と供給のバランスを保つことが非常に難しいわけです。
渕上さんはそれに対し、美味しくて質の高いトマトを安定的に供給できるように、最新のハウスを建て、最新の設備を用意しています。
天候の問題を最小限にし、良質のトマトが安定的に作れるように努めているわけです。
イノベジは生産者を第一に考えてくれる
渕上さんはイノベジと取引して3年になります。
その取引について、こう語ります。
「大変、満足しています。大げさでなく100点」
さらにこう語ります。
「生産者のことを第一に考えてくれるし。作物を少しでも売れるように努力してくれるので、安心して出荷できます」